患者照会と領収書【メディックスメールマガジン】vol.109

平成29年11月2日号 ┏━━━┓       Medix Mail Magazine ┃ MDX ┃メディックスメールマガジン vol.109 ┗━━━┛───────────────── 最近、保険者が実施する患者照会がとても増えてきました。 以前は健康保険組合が実施することがほとんどでしたが、 今は、協会けんぽ、国民健康保険、共済保険などの保険者でも 患者照会を実施するようになりました。 患者照会が返ってこないレセプトは支払保留となり、 保険請求金額が先生にお支払いされない長期未入金と なってしまいます。 この支払保留を放置しておくと知らず知らずのうちに 資金繰り(キャッシュフロー)が悪化します。 メディックスは長期間未入金となっているレセプトに対して 保険者に支払いの督促を実施していますが、支払保留の 原因となっているレセプトの大半が患者照会未回収の レセプトです。 この患者照会ですが、最近の保険者の傾向として、 「施術の領収書を添付するように」との注意書きが書かれて いるものが増えてきました。 この領収書が要注意です。 領収書の扱いについては平成22年5月24日の厚労省通知にて 明確化されています。 http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/01h.pdf 内容を要約すると、 ①平成22年9月1日以降の施術分から領収書の発行が義務付けられた ②領収書は保険分合計及び一部負担金並びに保険外の金額の 内訳が分かるものでなければならない ということになります。 例えば、保険分合計が4,860円一部負担金が1,460円 保険外が1,640円であった場合、領収書は 保険分合計  4,860円 一部負担金  1,460円 保険外    1,640円 合計     3,100円 となります。 ですが、多くの治療院では 施術代金   3,100円 という、領収書を発行しています。 この「施術代金 3,100円」という領収書は厚生労働省の 領収書取扱要領に合致していません。 ですので、患者照会時に患者様がこのような領収書を 照会票と一緒に保険者に送ってしまったら、当然 一部負担金内容相違として返戻になります。 また、「うちは保険適用金額と保険外を明確に 分けているから大丈夫」という先生もご注意ください。 例えば、本来の一部負担金が1,460円であるにも関わらず 窓口保険対象金額1,600円プラス自費1,500円として 合計3,100円を領収した場合、多くの治療院では 保険摘要   1,600円 自費摘要   1,500円 合計     3,100円 という領収書を発行しています。 無論これも保険適用と書かれた部分が一部負担金と 相違としていますので返戻になります。繰り返しますが、 厚生労働省の領収書取扱い要領に合致するには 保険分合計  4,860円 一部負担金  1,460円 保険外    1,640円 合計     3,100円 と記載しなければなりません。 さらに、一部負担金が1,460円であるにも関わらず 1,200円という領収書を発行している治療院も散見されます。 これは、領収書の取扱い要領という問題よりも 健康保険法違反となりますので要注意です。 では、なぜこのようにルール違反の領収書を 発行してしまうのでしょうか。 よくお伺いするのが 領収書を発行するのが面倒、 領収書発行までに時間がかかる レセコンで領収書の発行がやりにくい という理由です。 メディックスが開発した 次世代型オールインワンレセコン「レセプロ-M2」は 面倒な領収書を簡単に発行できる画期的なシステムを 搭載しています。 新患様のご対応時に面倒な保険証入力や施術入力を 行わなくても領収書の発行ができるようになっています。 https://www.mdx-center.com/rececom/seikotsuin/?utm_source=20171102r&utm_medium=mail また、再来院時はレジ画面での操作で簡単に領収書が 発行できます。 今後、保険請求は益々透明性と正確性が求められて来ます。 次世代型オールインワンレセコン「レセプロ-M2」は 未来の治療院業界を視野に入れた開発を行ってまいりました。 資料請求にて体験版もご利用いただくことが可能です。 https://www.mdx-center.com/request/?utm_source=20171102&utm_medium=mail 是非一度お試しいただけたら幸いです。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 【メディックスメールマガジン】は メルマガ会員の皆様にお役に立つ情報を発信し続けて参ります *開業をご予定の先生はセミナーへのご参加をお勧めします http://www.mdx-center.com/mdx_seminar/ 最後までお読みいただき、ありがとうございました メールアドレスのご変更はこちら(会員専用ページ>登録情報編集): https://www.upsystem.jp/medix/mypage_mailmembers.php メルマガ登録解除:https://www.mdx-grp.co.jp/mailmag/unregister/?srl= ━【 発信元】━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社メディックス 広報室 メルマガ事務局 住所:東京都千代田区神田淡路町1-1-1 KA111ビル7F E-Mail:mailmag@mdx-grp.info TEL: 03-5297-8130 ■メディックス計算センター  http://www.mdx-center.com/ ■メディックスグループHP  http://www.mdx-grp.co.jp/ ■メディックスFacebookページ  https://www.facebook.com/mdx.grp ■メディックスTwitterページ  https://twitter.com/medix_cr ■メディックス直営ボディバランスアカデミーHP http://www.mdx-edu.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━